震災後2シーズン目となる宮城県産ワカメの初入札会が19日、全国に先駆けて宮城県気仙沼市波路上の県漁協わかめ流通センターであった。
同市や南三陸町、石巻市の漁協支所などから塩蔵43トン、乾燥0.3トンが出荷され、仲買人約40社が色つやや厚みなどを確認しながら値を付けた。
2012年の入札取扱量は、震災前の約8割まで回復。13年は10年並みの1万4800トンを見込んでいる。
県漁協わかめ・こんぶ部会の小野寺清繁部会長は「震災2年目はわれわれの実力が試される正念場だ。震災前の水準に早く戻したい」と話した。
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